エクステリア ワンポイントレッスン 第25回
カーポートのゲートについて
今回はカーポートのゲートについてご紹介します。エクステリアのクローズプランの中で大きくウェイトを占めているのが、カーポートのゲートになります。門扉周りと同様にファサード部では存在感のある部分になります。
シャッターゲート・ウイングゲート・アコーディオン扉といくつかカーポート部には接道部と仕切るアイテムがあります。
その中でも建物との一体感や質感共にバランスが良いのはやはりシャッターゲートになると思います。
スペースがあれば、ある程度自由な形で造作することができ、プランの中でデザインができます。門周りとの一体感を出すためにRC造で壁をつくり、そこにシャッターゲートを組み込んだり、単体でシャッターゲートを造作し、石貼やタイルなどでフレームを装飾するなどして質感がでて、高級感を醸し出すことができます。
ファサード部のゲートに組み込まれたシャッターゲートexteria201610 image001
 
石貼で装飾したシャッターゲートexteria201610 image003
 
また、シャッター自体も中が見えないアルミスラットタイプや、中が見えるステンパイプタイプ等があります。これは建物とのバランスやお施主様の好みによるものもありますが、ステンパイプタイプは車も全体のデザインの一部として見せるといった考えや、庭側が見えることで抜け感が良くなる等の考えで提案することもあります。
ステンパイプタイプのシャッターゲート①exteria201610 image005ステンパイプタイプのシャッターゲート②exteria201610 image007
 
施工としての注意点はシャッターの下部がフラットでないといけない所です。
中々平らな部分の敷地だけでなく、坂道の立地条件の場所も多くあります。その場合はゲート入り口部分の片側に勾配をつけたり、奥行きに余裕がある敷地では道路から距離をとってゲート部に無理なく車が通過できるよう緩やかな勾配で調整していくことが必要になります。
入り口部分の片側に勾配をつけて調整したゲートexteria201610 image009
 

澤村プロフィール

sawamuras
澤村大樹

日章造園社長
一級造園施工管理技師