エクステリア ワンポイントレッスン 第9回
照明の効果をうまく使い分ける

エクステリアの演出として、ライティングがあります。
昼間のイメージとは異なり夜のイメージは照明の効果によって大きく変わってきます。
照明を適材適所有効に活用することにより、実用性・演出性が違ってきます。

 エクステリアのライティングの役割は主に4つです。 


1、夜間の安全性を高める役割。
  安全性を高めるために、必要な明るさを確保しましょう。

2、夜間の雰囲気を演出する役割。
  エクステリアで魅せたい所を照らしましょう。

3、夜間の防犯性を高める役割。
  センサーライト(人感センサー等)で防犯効果を高めましょう。

4、ナイトライフを愉しむ役割。
  庭や、テラス等で照明効果により、演出度・リラックス度がアップします。

照明器具は、エクステリアについても種類は多くあります。壁の上に付けるタイプや、壁の前面に付けるタイプ。地面から上面へ照らすスポットライトや、中間の高さを照らすポールタイプの庭園灯等・・・・
しかしながら、美観や機能性、安全性や防犯性の各々の価値を作りだす為には、単純にライトを取り入れるだけでは不十分です。
大切なのは照明器具ではなく、光の活かし方が重要です。

いくつかの方法をご紹介したいと思います。
門周りのライティングには、防犯性を高め、空間を立体的にみせる3点照明が効果的です。
あかりの位置を「高・中・低」、「奥・中・手前」の3点で立体的に明かりを配置し、玄関・門周り・足元の3か所を機能的に、効果的にライティングする手法です。image1408 1sawamura

 

上記の写真は建物玄関の明かりで1か所。表札を照らす低い部分からの明かり。門周りでは
シンボルツリーを照らすポールタイプの照明により、3点で正面部を構成しています。
実用の明かり・防犯の明かり・演出の明かりをまとめて実現することができる基本的なスタイルです。

また応用した演出方法として、シンボルツリーをするアップライティング。壁などを照らし
輪郭を浮かびあがらせるシルエットライティングがあります。
写真では、門周り右側花壇のメインツリーをライトアップ。昼間の太陽の上からの光と違い、下からのライティングにより、メインツリーを浮かび上がらせより印象的になります。
また正面門まわりでは、壁面に当てた光が後ろの建物に反射して、こちらも下から上へ浮かびあがるイメージ。建物の立体感と幻想的なイメージが見る人にインパクトを与えます。

 image1408-2sawamura

 

照明については、まだいくつかご紹介したいと思いますので次回も続けてまいります。




  


    

澤村プロフィール

sawamuras
澤村大樹

日章造園社長
一級造園施工管理技師