知って得する 住まいづくり土地探し 第8回
基本的なこと(境界杭)を確認して土地を買いましょう
お客様が土地を見に行って、ほとんどしないことは「境界の確認」です。不動産・住宅の営業マンが土地を見に行って、必ず行うことは「境界の確認」です。
土地はつながっていますので、境界杭を確認していないと土地を確定できません。下記グラフは設計事務所に対するアンケートです。境界の確定で2割がトラブルになっています。ご実家が一戸建てでしたら、実家に帰ったら境界を確認してみてください。隣の家の木が実家の敷地に入ってきている等ということが良くあります。境界は一番の一つです。
次の写真を見てください。ブロック塀は向かって左の敷地の中にあります。左側の土地所有者は、自分で自由に使うことができます。ブロック塀の真ん中に境界があれば、隣と共有していますので、勝手に壊したり作り直したりできません。また、電柱が左側の敷地の中にあることがわかります。電柱が敷地の中にありますと少し安く買うことができます。
電柱があるだけのことで安く買えるからと購入することは正解です。電柱があるのが嫌だから高い方の土地を買うことも正解です。土地の価格には理由があります。理由を確認して買うのが土地の買い方です。掘り出し物があるわけではありません。